日本の文化や暮らしを紹介するウェブメディア「Premium Japan」が、富士山をモチーフにした新しいロゴを発表した。デザインを手がけたのは、クリエイティブディレクターの水野学氏率いるgood design company。

新ロゴに描かれた富士山は、余計な装飾をそぎ落とした、すっきりとした形が印象的だ。スマートフォンの小さな画面でも見やすく、ウェブサイトだけでなく、ポスターやイベント会場など、幅広い場面で使えるよう考えられている。

今回は、メディア本体のロゴに加え、「PREMIUM JAPAN AWARD」のデザインも一新した。これまで別々に見えていたメディアとアワードに共通した印象を持たせ、活動全体を分かりやすく伝える狙いがある。

Premium Japanは2015年に開設された。食や旅、工芸、アート、人物などを通して、各地に残る文化や、今を生きる作り手の姿を伝えてきた。記事は日本語のほか、英語、フランス語、簡体字、繁体字でも発信している。

長く親しまれてきた富士山を、あえてシンプルな形で表した今回のロゴ。ひと目で日本を感じさせながら、古さを感じさせないところに、水野氏らしい工夫が見える。

新ロゴの発表に合わせ、水野氏とパナソニック ホールディングスでデザインを担当する臼井重雄氏の対談も公開された。話題は、日本のデザインに見られる余白や簡潔さから、AI時代のものづくりにまで及んだ。

便利な道具が増えても、何を残し、何を削るかを決めるのは人だ。そんな考え方は、今回のロゴにも表れているようだ。

富士山は、昔から多くの人に親しまれてきた日本の風景の一つ。Premium Japanは、その身近な姿を新しい目印にしながら、日本文化の魅力をこれからも国内外へ伝えていく。