xAIは、対話型サービス「Grok」に新機能「Build Mode」を追加した。作りたいものを文章で伝えるだけで、Webサイトや簡単なアプリを生成できる。
たとえば、「自分の作品を紹介するサイトを作って」「家計簿アプリがほしい」と入力すると、Grokがコードを書き、実際に操作できる画面を表示する。色やレイアウトを変えたい場合も、追加の指示を文章で送れば修正できる。
xAIによると、Build Modeでは一般的なWebページのほか、ミニゲーム、データをまとめる画面、簡単な業務ツールなども作成できる。専用の開発ソフトを用意したり、利用者が直接コードを書いたりする必要はない。
完成した作品は「grok.me」のリンクで公開でき、自分で持っている独自ドメインを設定することも可能だ。個人のポートフォリオ、小さな店の案内ページ、新しいサービスの試作品など、短時間で形にしたい場面で役立ちそうだ。
一方、生成されたサイトがそのまま安心して使えるとは限らない。見た目が整っていても、機能が正しく動かない場合や、安全面に問題が残る可能性がある。決済、会員登録、個人情報を扱うサービスでは、公開前の確認が欠かせない。
Build Modeは早期ベータ版で、利用できるのはSuperGrok Heavyの契約者に限られる。Web版に加え、iOSとAndroidにも対応している。
この機能が変えるのは、ものづくりの入り口だ。コードを書くところから始めるのではなく、まずアイデアを言葉にして、動く形を見ながら考えられるようになる。専門的な開発をすべて置き換えるものではないが、最初の一歩はかなり軽くなりそうだ。
