Fugu Max

Sakana AIは9月11日、Fugu Ultra v2とFugu Maxを同時に発表しました。 両者は同じマルチモデル構成を使っていますが、狙いは違います。Ultra v2は品質寄り、Fugu Maxはコスト寄りです。
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会社Sakana
コンテキスト1M
リリース2026-09
更新日2026-09-15

Fugu Max 概要

Fugu Maxは新しい基盤モデルではありません。

Fugu Ultra v2と同じマルチモデルオーケストレーションを使い、違うのはモデルの選び方です。

ユーザーはOpenAI互換APIからリクエストを送ります。Fugu Maxはタスク内容を見て、モデルプールから処理に合うモデルを選び、複数の結果をまとめて返します。

Ultra v2はより強いモデルを選びやすい設計です。

一方、Fugu Maxは「この仕事なら、この性能で十分」という判断を優先します。

Sakanaによると、Fugu Maxの出力料金はClaude Sonnet 5、GPT-5.6 Terra、Kimi K3より40〜60%低いとされています。

ただ、実際のコストはAPI単価だけでは決まりません。内部で何回モデルが動くか、どれだけ情報を渡すかで変わります。

Fugu Max 料金プラン

プラン価格説明
Standard $20/月 個人利用や軽い作業向け
Pro $100/月 Standardの約10倍の利用量、高頻度利用向け
Max $200/月 Standardの約20倍、チームや大量利用向け
API利用 入力 $2 / 100万tokens、出力 $6 / 100万tokens、キャッシュ入力 $0.25 / 100万tokens 従量課金
長文コンテキスト利用 272K tokens超:入力 $10 / 100万tokens、出力 $45 / 100万tokens 大量資料向け

Fugu Max 主な機能

1. コストを優先したモデルルーティング

Fugu MaxとUltra v2の違いは、ここにあります。

Ultra v2は難しいタスクほど強いモデルを選びやすい。

Fugu Maxは、必要な品質を満たせる範囲で安いモデルを選びます。

例えば、大量の資料整理、定型的な分析、簡単なコード生成なら、毎回最高性能のモデルを使う必要はありません。

逆に、システム設計や複雑な推論では、少しの品質差が結果に影響します。

私なら最初から重要な仕事には入れません。

まずは、失敗しても修正しやすい作業で試します。

例えば、数百件の資料整理や社内向けの下書き作成です。

そこで人間の確認時間が減るなら、Maxを使う理由があります。

逆に、安くなった分だけ確認作業が増えるなら、Ultra v2を選んだほうが早いです。


2. NVIDIA Nemotronを含む大きなモデルプール

Fugu MaxはFuguシリーズの中でも大きなモデルプールを持っています。

SakanaはNVIDIAとの協力により、Nemotronシリーズを追加したことを発表しています。

選べるモデルが増えることで、タスクごとの振り分け幅は広がります。

ただ、利用者側から見ると中身は見えません。

毎回どのモデルが使われたのか、なぜそのモデルになったのか、どこでコストが発生したのかは確認できません。

個人利用なら大きな問題にならないかもしれません。

でも、企業で大量利用する場合、この部分は管理しにくいところです。


3. OpenAI互換API

Fugu MaxはUltra v2と同じOpenAI互換APIを利用できます。

すでにFuguを使っている場合、環境を作り直す必要はありません。

モデルIDを変更するだけです。

fugu-max

同じ環境でUltra v2と比較できるので、用途ごとの使い分けもしやすくなります。

ただし、内部のルーティングはFugu側が管理します。

どの工程でどのモデルを使うかまで細かく指定したい場合は、自分でワークフローを作ったほうが自由度は高いです。

まとめ

Fugu Maxを見るポイントは、性能の高さではなく価格差です。

出力料金がUltra v2の5分の1になるため、数をこなす仕事ではかなり試しやすくなっています。

私なら、まず低リスクの作業に入れます。

資料整理、簡単なコード処理、繰り返し発生する分析作業。

そこで本当に作業時間が減るなら残します。

逆に、出力チェックや修正に時間がかかるなら、安さの意味は薄れます。

設計判断、難しい推論、失敗した時の影響が大きい仕事では、私はまだUltra v2を選びます。

Fugu MaxはUltra v2の代わりではありません。

「最高の結果を出すためのAI」ではなく、「必要な仕事を低コストで回すためのAI」として見るほうが近いです。

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Sakana モデル比較

モデル コンテキスト 料金 API リリース グローバル熱度
Fugu Max
1M YES 2026-09
1M YES 2026-09
262K YES 2026-08
33/100
1M YES 2026-06
39/100

類似モデル

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55
Namazuで気になったのは、「日本発のLLM」という肩書きよりも、Sakana AIがKimi K2.6に何を足したのか、という点でした。 土台はKimi K2.6。その上で日本語向けの後学習を行い、検索やコード実行までAPIにまとめています。それでいて、token単価はKimi K2.6と同水準です。
Sakana
Fugu Ultra
38
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Sakana
Fugu Ultra v2
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99
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96
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