Granite 4.1 8B

1.35
IBMは前からオープンモデルを作ってきましたが、話題ではMetaやMistralに負けがちでした。 Granite 4.1 8Bは少し違います。Apache 2.0、128Kコンテキスト、FP8なら約8GB VRAMで動く。
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会社Ibm Granite
コンテキスト131K
リリース2026-04
更新日2026-09-03

Granite 4.1 8B 概要

Granite 4.1は、IBMが2026年6月17日に公開した新しいオープンモデルシリーズです。2B、8B、20Bがあり、今回は8Bを見ます。

8BにはBase版とInstruction版があり、どちらもApache 2.0。ダウンロード、追加学習、自前運用、商用利用までできます。

コンテキスト長は128K。企業文書、コードベース、長めの会話を扱うには十分なサイズです。

言語は英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、ポルトガル語が中心。中国語も使えますが、得意分野ではありません。

IBMはこのモデルでベンチマーク1位を狙っているわけではありません。

狙っているのは、企業で実際に使う仕事です。指示追従、コード、RAG、ツール呼び出し。このあたりを一通り揃えています。

Open LLM Leaderboard v2では4位。いくつかの内部・外部ベンチマークでは、同規模のLlama 4.1 ScoutやQwen 3.5 8Bも上回っています。

飛び抜けた1項目があるモデルではありません。

8Bとして見ると、目立った弱点が少ない。そこが強みです。

Granite 4.1 8B 料金プラン

プラン価格説明
IBM watsonx API 入力 $0.10 / 100万Token、出力 $0.30 / 100万Token IBM公式。SLAや企業サポート付き
IBM watsonx 月額プラン $150 / 月、入力3M + 出力1M Token込み 利用量がある程度読めるチーム向け
Together AI 入力 $0.10 / 100万Token、出力 $0.30 / 100万Token IBM公式と同水準
Cerebras API 非公開 Cerebras向けに最適化
自前運用 モデルは無料 ハードウェアと運用費は別途

Granite 4.1 8Bで一番わかりやすく変わったのは、自前運用のしやすさです。

FP8量子化なら約8GB VRAM。Instruction版でも約9GBです。

このくらいなら、コンシューマー向けGPUも候補に入ります。

Granite 4.1 8B 主な機能

1. 指示追従:地味だけど、仕事ではかなり大事

Granite 4.1 8Bは、ChatRAG-Benchで71.12

複数ターンの会話や長いコンテキストでも、比較的安定しています。

企業向けだと、この「言った通りにやる」がかなり重要です。

サポートBotなら指定フォーマットを守る。社内検索なら資料から外れすぎない。Agentなら勝手な判断で別のツールを叩かない。

デモで気の利いた文章を書くより、現場ではこっちのほうが助かります。

Graniteはその点、わりとおとなしいモデルです。

頼んだことを、そのまま処理してくれます。

2. コード:8Bとしては十分強い

HumanEvalは79.3、MBPPは70.2です。

Python、Java、C++、JavaScript、Go、Rustなど主要言語をカバーしています。

IBMは学習に、ライセンスが明確なコードデータを多く使っています。

企業の社内開発ツールでは、この部分も重要です。

ベンチマークが2点高いかどうかより、「そのコードデータをどう説明できるか」で止まる案件は普通にあります。

3. RAGとツール呼び出し:ここがGraniteの本領

BFCL v3は78.18

同規模モデルの中では悪くない位置です。

企業アプリで大事なのは、モデルの文章が自然かどうかだけではありません。

社内DBを引けるか、APIを呼べるか、ナレッジベースを読めるか、正しい業務システムにつなげられるか。

Graniteが効いてくるのはこっちです。

単体のチャットBotとして使うより、業務フローの中に組み込んだほうが、このモデルの良さは出やすいです。

4. 128Kコンテキスト。言語は少し偏る

128Kは、2026年基準では特別大きくありません。

それでも契約書、技術資料、コードリポジトリ、長い会話を扱うには十分です。

多言語対応は欧州言語寄り。

中国語がメインなら、実データで一度試してから決めたほうがいいです。

英語ベンチマークだけ見て、そのまま本番に入れるのはおすすめしません。

まとめ

メリット

  • Apache 2.0
  • FP8なら約8GB VRAM
  • 指示追従、コード、RAG、ツール呼び出しがバランス良くまとまっている
  • 128Kコンテキスト
  • Base版とInstruction版の両方を提供
  • IBM経由ならSLAや企業向けコンプライアンス対応もある

注意点

  • テキスト専用
  • 中国語は強くない
  • API単価はDeepSeekなどより高い
  • ベンチマーク最上位を狙うモデルではない

向いている人

  • 安定して導入しやすい企業向けオープンモデルを探しているチーム
  • データを外に出したくない開発者
  • RAG、社内検索、ツール呼び出しを使う業務アプリ
  • IBM watsonxをすでに使っている企業
  • コンシューマーGPUで8Bモデルを動かしたい人

あまり向いていない人

  • ベンチマーク1位だけを狙う人
  • 中国語中心のサービス
  • API単価を最優先する大規模ワークロード
  • 画像、音声、動画が必要なアプリ

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Ibm Granite モデル比較

モデル コンテキスト 料金 API リリース グローバル熱度
Granite 4.1 8B
131K YES 2026-04
41/100
131K YES 2026-08
43/100

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Granite 4.2 8B
28
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速度・コスト効率・高性能を両立した、GPT-5.6 シリーズの高効率 AI モデル。
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ここ数週間、同僚と一緒にGPT-5.5 Proをかなり使い込んでみました。 使えば使うほど、評価が難しいモデルだと感じます。 能力だけを見れば、これまで触ってきたAIの中でも「仕事をそのまま任せられる相手」にかなり近いです。
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Claude Opus 4.8 は Anthropic の Opus シリーズ最強モデルで、マルチモーダル入力・推論・100万トークンのコンテキストを備え、複雑な推論とコーディングに優れています。
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