まず、「現在進行形」をテーマに、中程度の難易度の練習問題を作らせました。
テーマを入力してから問題が表示されるまで、それほど時間はかかりません。
最初のバージョンには、穴埋めや誤文訂正などの一般的な問題形式が含まれており、宿題として使うなら、ゼロから作り直す必要はほとんどありませんでした。
このような作業は、to-teach.aiが最も得意とする場面です。
教師は何を教えるかすでにわかっているものの、基本問題を10問作るために、さらに30分使いたくない。
次に、『マクベス』の人物分析も試しました。
生成された問題の構成は比較的よく、一部はそのまま読解ディスカッションに使えます。
しかし、二次関数のグラフ移動へ切り替えると、違いが明確になりました。
問題がまったく使えないわけではありませんが、全体的に基礎的で、一部の表現もやや不自然でした。
数式、厳密な導出過程、特定の教科書体系に関係する内容では、教師が自分で確認する必要があります。
そのため、「すべての教科で同じように使える」ツールだとは考えていません。
現時点では、言語や人文系の教材に使うほうが、実用的な初稿を素早く得やすいです。
数学や物理のように、表現と解答の正確性がより重要な科目では、確認にかかる負担が増えます。
授業案の生成も同様です。
1回分の授業案を作らせると、学習目標、活動の順序、教材の提案などを出してくれます。
基本的な枠組みは用意されます。
ただし、生成された内容をそのまま使って授業をすると、一般的で定型的な印象になりがちです。
自分のクラスをよく理解している教師なら、一部の活動を削除し、普段使っている例、質問方法、授業のテンポなどを加えるでしょう。
最大の助けは、空白の文書を前にして、最初の一行から書き始める必要がないことです。
難易度調整は、かなり実用的です。
同じ読解内容から通常版を作成し、その後、要件を簡単または難しく調整できます。
以前なら、次のような作業が必要でした。
ファイルをコピーし、問題を変更し、解答を直し、もう一度レイアウトを整える。
現在は、少なくとも最初のバージョンをAIへ任せられます。
ただし、すべての教材は最終的に確認が必要です。
解答に誤りがないか、問題が学習範囲を超えていないか、表現が生徒の年齢に合っているかは、「教育向けAI」だからといって自動的に問題ないと考えるべきではありません。
良いところ
- 基本的な練習問題を素早く作れる: 文法、読解、語彙、一般的な復習問題に特に適しています。
- ワークシートをそのまま加工できる: 問題作成後に、別途レイアウトを一から整える必要がありません。
- レベル別教材の作成時間を短縮できる: 同じテーマから、複数の難易度の教材を素早く生成できます。
- 授業案で白紙状態を解消できる: まず枠組みを作り、その後でクラスの状況に合わせて修正できます。
- 料金が比較的安い: Starterは、一般的な教師でも長期利用の費用を受け入れやすい水準です。
- 無料枠で十分に試せる: デモだけではなく、翌週に実際に使う授業でテストできます。
気になるところ
- 理数系科目では安定性が一般的: 数式、論理展開、厳密な表現には、より多くの人による確認が必要です。
- 解答をそのまま信頼できない: 生成AIは、事実や論理に誤りを含む場合があります。
- 授業案が定型的になりやすい: 実際の授業前には、教師独自の設計を加える必要があります。
- 複雑な授業活動への対応は限定的: 教材準備には強いものの、授業全体を設計する完全なツールではありません。
- 月間枠を長期間繰り越せない: 月ごとの利用量に差があると、一部の利用枠を無駄にする可能性があります。
向いている人 / あまり向いていない人
向いている人
- 語学教師: 文法、語彙、読解、作文の練習問題を頻繁に必要とする人に適しています。
- 小中高校の教師: 多くの授業で、ワークシート、復習問題、難易度別の教材を必要とする場合に便利です。
- 新任教師・代替教員: まだ十分な問題集や授業案を蓄積していない人に役立ちます。
- 習熟度別指導が必要な人: 同じクラス内で生徒のレベル差が大きく、教材の難易度を素早く調整したい場合に向いています。
- レイアウト作業を繰り返したくない人: 授業や生徒へのフィードバックに、より多くの時間を使いたい教師に適しています。
あまり向いていない人
- 高度に専門化された授業: 大学の先端科目や非常に細分化された分野では、引き続き教師が中心となって教材を作る必要があります。
- 解答の完全な正確性を求める人: AI生成教材は、必ず人が確認する必要があります。
- 複雑な数式に大きく依存する授業: 数学や物理では、生成後の修正が増えやすくなります。
- 非常に独創的な授業設計を求める人: 基本構成の作成には適していますが、教師独自の個性を持つ授業を自動的に設計することはできません。
- 授業準備を完全に自動化したい人: 生成されるのは最初のバージョンであり、そのまま読み上げて使える完成版ではありません。
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