Qlip.ai

1.50
Livestormに内蔵されたAI動画クリップ生成ツールです。ライブ配信の録画からハイライトを抽出し、自動編集と字幕追加を行い、SNS向けの短い動画を生成します。
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会社Qlip.ai
カテゴリーAI動画
リリース2023
更新日2026-08-26

Qlip.ai 概要

Livestorm AI Studioは、LivestormによるQlip AIの買収をきっかけに誕生しました。

Qlip AIは、長尺動画からハイライトを抽出する技術を開発していたパリのAI動画スタートアップです。2021年に設立され、チームは約5人、シードラウンドで158万ドルを調達していました。

Livestormは2026年5月29日にQlip AIを買収し、その技術を自社プラットフォームへ統合しました。Qlip AIの共同創業者Pamela CarvalloもLivestormに加わり、AIディレクターに就任しました。

Livestorm自体は2016年に設立されたパリ本社の企業で、主にウェビナーやオンラインイベント向けのサービスを提供しています。これまでに3,000社以上の企業顧客へサービスを提供してきました。

AI Studioは2026年夏のリリースが予定されています。

Livestorm AI Studioの主な役割は、長いライブ配信を短いコンテンツへ分割することです。

ウェビナーの録画を分析し、講演内容、視聴者とのやり取り、キーワードなどから、単独で公開する価値のある部分を見つけます。その後、約30秒〜2分の動画に編集し、字幕も自動で追加します。

完全な動画編集作業を置き換えるというより、最初の素材選びとラフ編集を代行するツールに近い存在です。

AIが価値のありそうな場面を先に抽出し、ユーザーが残すクリップを選び、字幕や開始・終了位置を調整します。

これにより、60分間のライブ配信を完全版の録画として一度公開するだけでなく、複数のSNS向けコンテンツへ分割して再利用できます。

Qlip.ai 料金プラン

プラン価格説明
Free Trial プラン 無料 Qlip AIの旧トライアルプランでは、約1時間分の動画を処理でき、試用期間は14日間でした。生成したコンテンツには透かしが入りました。
Starter プラン $12/月 約2時間分の動画処理枠と50GBのストレージが含まれ、透かしなしで短い動画クリップを無制限に生成できます。
Pro プラン $30/月 約5時間分の動画処理枠、100GBのストレージ、2人での共同作業が含まれます。
Expert プラン $50/月 約12時間分の動画処理枠、250GBのストレージ、3人での共同作業、優先カスタマーサポートが含まれます。

Livestorm AI Studioには、現時点で独立した公開価格がありません。Livestormの新機能であり、既存プランに含まれるのか、別料金になるのかは、正式リリース後の料金体系を確認する必要があります。

買収前のQlip AIの料金は参考にはなりますが、AI Studioの正式な価格を示すものではありません

注意: 第三者が記録したQlip AIの過去の料金情報も、完全には一致していません。Livestorm自体のプランは月額約110ドルからですが、AI Studioの具体的な料金については、正式リリース後の公式情報を確認してください。

すでにLivestormを利用しているチームは、AI Studioが現在のプランに含まれるか、追加料金が発生するかを確認する必要があります。

新規ユーザーは、過去のQlip AIの料金だけを参考にするのではなく、Livestorm本体の利用料金も含めて総コストを計算する必要があります。

Qlip.ai 主な機能

  1. AI自動編集: ウェビナーの録画を分析し、単独で公開する価値のある場面を選び、約30秒〜2分の短い動画に編集します。
  2. 自動字幕: 生成された動画に字幕を追加し、そのままSNSで使いやすい形にします。
  3. クリップ編集: AIが提案した内容を確認し、動画の開始・終了位置や字幕を調整できます。
  4. 複数クリップの一括生成: 1回のライブ配信から複数の短い動画を作成し、その後のSNS運用に活用できます。
  5. テキスト要約: 動画クリップだけでなく、ライブ配信の内容をまとめた文章も生成できます。ブログ記事やメールへ再利用できます。

Qlip.ai 編集部レビュー

AI Studioはまだ正式にリリースされていないため、現時点では完全な実機検証ができません。すでに発表されている機能を見る限り、操作はそれほど複雑ではなさそうです。ライブ配信の終了後に録画を直接処理し、AIがクリップを選び、ユーザーが確認する流れになると考えられます。

本当に注目すべきなのは、AIが重要な場面をどれだけ正確に選べるかです。

ライブ配信で最も共有する価値のある内容が、必ずしも話す速度が最も速い場面や、視聴者の反応が最も多い数十秒とは限りません。即興で出たひと言や、ひとつの考えを最後まで説明している場面のほうが、重要な場合もあります。

AIが音声と映像のシグナルだけからハイライトを判断するなら、価値のある内容を見落とす可能性があります。

生成された短い動画も、おそらく人が一度確認する必要があります。字幕が正確か、冒頭が十分に直接的か、結論の途中で切れていないかといった点が、完成動画の品質に影響します。

各プラットフォームには、それぞれ異なる仕様があります。TikTokやReelsは縦長動画が中心ですが、YouTubeなどでは別のアスペクト比が必要になる場合があります。

AI Studioが複数プラットフォーム向けのサイズやレイアウトへどこまで対応できるかは、正式版が公開されるまで判断できません。

また、ライブ配信の映像はクラウド上で処理されます。社内会議、顧客データ、そのほかの機密情報を含む場合は、利用前にLivestormのデータ処理方針とコンプライアンスポリシーを確認する必要があります。

良いところ

  • 素材を探す時間を大幅に減らせる: 1時間の録画を最初から最後まで確認し、使える場面を手作業で探す必要がありません。
  • コンテンツの再利用に適している: ライブ配信後も、録画を複数の短い動画へ分割して活用できます。
  • 利用のハードルが低い: マーケティング担当者が複雑な動画編集ソフトを習得する必要はありません。
  • Livestormへ直接統合される: すでに同プラットフォームでイベントを開催しているチームは、素材を別のサービスへ移動せずに済みます。

気になるところ

  • 実際の効果はまだ未検証: 正式版の公開後でなければ、ハイライト検出の精度を判断できません。
  • 料金が明確ではない: 現時点では、全体的な利用コストを評価できません。
  • 人による確認は省けない: AIが選んだクリップが、必ずしも最も公開価値の高い内容とは限りません。
  • 専門的な編集機能には限界がある: 複雑な演出、トランジション、細かなテンポ調整には、引き続き専門ソフトが必要です。

向いている人 / あまり向いていない人

向いている人

  • B2Bマーケティングチーム: ウェビナーを頻繁に開催し、SNS用コンテンツを継続的に制作する必要があるチームに適しています。
  • 研修・教育チーム: 長い講義やコースを、短い学習コンテンツへ分割できます。
  • すでにLivestormを利用している企業: 既存のライブ配信録画を、そのまま新しいコンテンツとして再利用できます。
  • 長尺動画を大量に保有するチーム: コンテンツ自体ではなく、整理と編集に使う時間が不足している場合に便利です。

あまり向いていない人

  • ライブ配信をほとんど行わないチーム: 安定した長尺動画素材がなければ、得られる価値は限られます。
  • 動画編集に高い品質を求める人: 複雑な演出や細かな後処理には、引き続き専門ツールが必要です。
  • 完全な自動公開を求める人: 現在のAI編集ツールでは、依然として人による確認が必要です。

まとめ

Livestorm AI Studioの価値は非常に明確です。ライブ配信の終了後、録画を再利用可能な短いコンテンツへ自動的に分割できます。

もともとウェビナーを頻繁に開催しているチームにとって、使える場面を探したり、簡単な編集をしたりする時間を大幅に減らせます。

料金を支払う価値があるかどうかは、主に2つの点で決まります。AIが選んだ内容の精度と、正式リリース後の実際の価格です。

すでにLivestormを利用しているなら、過去のウェビナー録画で直接試してみるとよいでしょう。

現在のユーザーでなければ、正式版の公開と料金の確定を待ってから判断するほうが確実です。

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