Seaart.ai

1.85
AI画像生成、動画制作、LoRAトレーニング、キャラクターチャット、さらにはミニゲームまで、ひとつにまとめたクリエイティブコミュニティです。 機能は豊富ですが、利用前に「エネルギー+クレジット」という料金体系を理解しておく必要があります。
Advertisement 728 × 90
会社SUNRISEAI PTE. LTD.
カテゴリーAI動画, AI画像
リリース2023-03
更新日2026-08-21

Seaart.ai 概要

SeaArt AIは、単なる画像生成サイトというより、大規模なAIクリエイティブコミュニティに近いサービスです。

プラットフォームには多数のコミュニティモデルがあり、特にアニメ、二次元、スタイライズされたキャラクター系のモデルが充実しています。

テキストからの画像生成や画像からの画像生成だけでなく、ControlNet、LoRAトレーニング、動画生成、AIキャラクターとのチャットなど、幅広い機能が詰め込まれています。

2026年初頭に登場したSeaVerseでは、さらに対応範囲が広がり、短い説明文からアニメーション、音楽、さらにはインタラクティブなミニゲームまで生成できるようになりました。

機能は確かに豊富ですが、初めて使うときに最も戸惑いやすいのは、生成操作そのものではなく料金体系です。

SeaArtでは、Stamina(スタミナ)とCredits(クレジット)という2種類の利用枠が併用されています。無料ユーザーには毎日一定量のスタミナが付与されますが、その日のうちに使わなければ失効します。

一部の高度な機能を利用する場合や、スタミナを使い切ったあとは、追加でクレジットが消費されます。

そのため、一見すると無料枠が多いように見えますが、高頻度で利用する場合のコストは、最初に感じるほど単純ではありません。

Seaart.ai 料金プラン

プラン価格説明
Free(無料版) $0/月 毎日約130スタミナが付与され、通常は基本設定で約20枚の画像を生成できます。キューには最大2件まで追加でき、同時実行は1件です。LoRAトレーニングには対応していません。
Beginner SVIP(入門プラン) $5.99/月 毎日約300スタミナが追加され、主に生成可能な回数が増えます。LoRAトレーニングは引き続き含まれません。
Standard SVIP(スタンダードプラン) $29.99/月 毎日約1,800スタミナが追加され、高頻度の画像生成に適しています。ただし、LoRAトレーニング機能は引き続き利用できません。
Professional SVIP(プロフェッショナルプラン) $59.99/月 毎日約4,000スタミナが追加され、LoRAトレーニングと、より高い生成優先度が利用できるようになります。
Master SVIP(マスタープラン) $149.99/月 毎日約6,000スタミナが付与され、一部の高度なモデルをより多く利用できます。トレーニングやタスクの優先度も引き上げられます。

SeaArtの有料サービスは、主にサブスクリプションと追加クレジットの2つに分かれています。

サブスクリプションでは、毎日のスタミナ、同時実行数、一部機能の利用権限が増えます。クレジットは、利用枠を超えた追加消費などに使われます。アプリ版とWeb版では料金が異なる場合があり、上記はWeb版の情報をもとに整理しています。

無料プランは、まずプラットフォームの使い方に慣れるのに適しています。

画像を高頻度で生成したいだけなら、BeginnerまたはStandardでも利用枠をかなり増やせます。一方、主な目的がLoRAのトレーニングなら、Professional以上のプランを検討する必要があります。

また、自動更新と無料トライアルの条件にも注意が必要です。

契約前に、決済画面に表示されている料金が月払いか年払いか、さらにトライアル終了後に実際に請求される金額を確認しておくことをおすすめします。

Seaart.ai 主な機能

  1. AI画像生成
    テキストからの画像生成と画像からの画像生成に対応し、多数のコミュニティモデルを利用できます。アニメ、写実、3D、イラストなど、さまざまなスタイルのモデルが揃っています。
  2. ControlNetと画像編集
    人物のポーズや構図をコントロールできます。部分修正、背景除去、顔交換、高解像度化などの一般的な編集ツールも提供されています。
  3. LoRAモデルトレーニング
    自分で用意したキャラクターやスタイルの素材をアップロードし、プラットフォーム上でLoRAをトレーニングできます。人物やビジュアルスタイルの一貫性を高める用途に使えます。
  4. AI動画生成
    テキストからの動画生成と画像からの動画生成に対応し、KlingやViduなどの動画モデルも利用できます。生成時間、解像度、クレジット消費量はモデルによって異なります。
  5. AIキャラクターチャット
    コミュニティが作成した多数のキャラクターと直接チャットできます。自分でキャラクターや設定を作成することも可能です。
  6. SeaVerse
    自然言語で入力すると、システムが内容を自動的に分解し、複数のモデルを使って映像、音楽、インタラクティブコンテンツを生成します。より完成度の高いマルチメディア作品を試したい場合に適しています。

Seaart.ai 編集部レビュー

まずは無料プランから試しました。

登録は簡単ですが、初めてホーム画面を開いたときは、確かに少し雑然として見えます。モデル、コミュニティ作品、動画、チャット、トレーニングへの入口がすべて同じ場所に並んでいるため、新規ユーザーは少し探す必要があります。

ただ、最もよく使う画像生成機能は比較的簡単に見つかりました。

無料プランでは、毎日約130スタミナが付与されます。デフォルト設定で一般的なアニメ画像を生成すると、1回につき約6〜7スタミナを消費するため、実際には1日約20枚生成できます。

アニメは、SeaArtの明確な強みのひとつです。

キャラクターの線、髪色、二次元らしい質感はいずれも良好で、コミュニティにはそのまま使えるモデルも多数あります。

一方、写実的な画像の品質は、モデルとパラメータに大きく左右されます。デフォルト設定では、ときどき目立った「プラスチック感」が出ることがありました。

その後、LoRAも試しました。

ここには注意点があります。Free、Beginner、Standardでは、完全なトレーニング権限が提供されません。実際にトレーニング機能を利用するには、より上位のプランが必要です。

自作したキャラクター画像を20枚アップロードしたところ、トレーニングには十数分かかりました。

結果は予想以上に良く、シーンを変更しても顔や衣装はおおむね維持されました。ただし、手の細部が崩れることはありました。

動画機能は、それほど驚くような結果ではありませんでした。

商品画像から5秒間の動画を生成したところ、動きは作れましたが、人物や顔の安定性は平均的でした。

複数の動画を続けて制作すると、クレジットの消費速度が明らかに上がります。AI動画は何度も試行錯誤する必要があるため、無料枠だけではすぐに足りなくなります。

コンテンツ審査も、やや予測しにくいと感じました。

問題がなさそうな説明でも突然ブロックされることがある一方、似た内容でも表現を変えると通過する場合があります。

気軽に試すだけなら大きな問題ではありませんが、安定した商用ワークフローを構築する場合、この不確実性は負担になりそうです。

SeaVerseも一度試し、「マフラーを編むウサギ」のアニメーションを作るよう指示しました。

システムは確かに内容を複数のショットに自動分解し、最終的に短い動画へまとめました。

ただし、キャラクターの連続性は完全には解決されていません。途中で耳が突然消え、次のショットで元に戻る場面がありました。

目指している方向性は見えますが、安定した連続ストーリーを生成できる段階には、まだ距離があります。

良いところ

  • 機能が非常に豊富。 画像生成、動画、LoRA、画像編集、キャラクターチャットを、ほぼひとつのプラットフォームで利用できます。
  • アニメ系のエコシステムが強い。 モデル数が多く、特に二次元やキャラクター関連の素材が充実しています。
  • 無料枠で十分に試せる。 基本設定なら毎日約20枚生成できるため、初心者でもしばらく体験できます。
  • コミュニティリソースが豊富。 ほかのユーザーのモデル、パラメータ、作品を直接参考にでき、ゼロから試行錯誤するより効率的です。

気になるところ

  • 料金体系がわかりにくい。 Stamina、Credits、サブスクリプションの権限が組み合わされており、新規ユーザーにはコストを計算しにくいです。
  • LoRAトレーニングのハードルが高い。 低価格プランでは利用できず、上位プランへの加入が必要です。
  • 動画制作ではコストが急速に増える。 何度も試すと、画像生成よりクレジットの消費が明らかに速くなります。
  • 審査基準が安定していない。 類似した内容でも異なる判定になる場合があり、事前の予測が困難です。
  • 画面が複雑。 多機能なのは利点でもありますが、画像を簡単に生成したいだけの人には煩雑に感じられる可能性があります。

向いている人 / あまり向いていない人

向いている人:

  • アニメ・キャラクター系のクリエイター。 コミュニティモデルが多く、二次元キャラクターやスタイルの探索に便利です。
  • さまざまなAI機能を試したい人。 画像生成だけでなく、LoRA、動画、キャラクターチャットも楽しめます。
  • AI画像生成の初心者。 無料枠だけでも、モデル、パラメータ、基本的なワークフローを学べます。

あまり向いていない人:

  • 料金の透明性を重視する人。 Stamina、Credits、各プランの権限を調べたくない場合、SeaArtの料金体系は面倒に感じられます。
  • 安定した大量制作が必要なチーム。 審査、モデルの出力、利用枠のルールが変化すると、ワークフローの不確実性が高まります。
  • 主に写実的なビジュアルを制作する人。 SeaArtでも写実表現は可能ですが、最も明確な強みはアニメやスタイライズされたキャラクターです。
  • 限られた予算でLoRAをトレーニングしたい人。 トレーニング機能は上位プランに含まれているため、実際の利用ハードルは低くありません。

まとめ

SeaArtの最大の特徴は、**「何でも揃っていること」**です。

アニメモデル、LoRA、動画、キャラクターチャット、SeaVerseなど、一般的なAIクリエイティブ機能がほぼすべて詰め込まれています。無料プランでも毎日一定数の画像を生成できるため、初めてAI画像生成に触れる人にとって魅力的です。

ただし、問題もこの「多機能さ」から生まれています。

料金体系を理解するには時間がかかり、LoRAは上位プランに限定されています。動画は特にクレジット消費が激しく、コンテンツ審査もときどき不安定です。使い込むほど、事前にコストを計算する必要性が高まります。

二次元画像を作ったり、コミュニティを見たり、さまざまなモデルを試したりするだけなら、無料プランでも十分に楽しむ価値があります。

長期的な有料利用を考えている場合、特にLoRAや動画が目的なら、契約前にプランの機能、更新周期、実際の請求額を確認しておくことをおすすめします。

SeaArtはできることが非常に多い一方で、利用前にルールをきちんと理解しておく必要があるサービスです。

コメント(0件)

コメントを書く

Advertisement 728 × 90

類似ツール

Midjourney
89
ひと言イメージを伝えるだけで、完成度の高い画像を生成できます。
AI画像
ChatGPT Images 2.0
88
次世代の画像生成モデル。 文字の描画、複雑なレイアウト、連続した画像生成が大きく改善され、AI画像生成がポスター、インフォグラフィック、コンテンツデザインといった実制作のワークフローに入り始めています。
AI画像
Adobe Firefly
82
やりたいことを伝えるだけ。Fireflyで画像や動画を作って、Photoshopで仕上げられます。
AI画像
Neural Frames
82
音楽に合わせて映像そのものが動き出すAI動画ツール。 単に動画を生成するのではなく、ビートや音の流れに合わせて映像をシンクロさせることに重点を置いています。
AI動画
Face Swap by Akool
80
リアルさと複数人の顔交換に強いAIフェイススワップツール。 写真をアップロードするだけで顔を入れ替えられますが、動画の仕上がりと商用利用のライセンス条件には注意が必要です。
AI動画
Runway Gen-4.5
72
リアルな動き、カメラコントロール、キャラクターの一貫性を重視したAI動画モデル。 単に「見栄えのいい短い動画を生成する」だけでなく、より本格的な映像制作ツールへと進化し始めています。
AI動画AI漫画ドラマ
Descript
68
文書を編集する感覚で動画を編集。動画編集が、もう専門スキルだけのものではなくなる。
AI動画
Kaiber
67
複数のAI動画モデルをひとつのキャンバスにまとめ、単発の生成ではなく、映像制作の流れ全体を組み立てられるプラットフォーム。
AI動画