WorkBuddy

1.10
ローカルパソコンを直接操作できるAI業務エージェントです。ファイルやOffice文書、アプリをまたぐタスクを処理でき、WeChatから遠隔で指示を送ることもできます。
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会社Tencent
カテゴリーAIオフィス
リリース2026-03
更新日2026-09-03

WorkBuddy 概要

WorkBuddyと一般的なチャットボットの最大の違いは、やり方を説明するだけではないことです。

実際に作業を始めます。

たとえば、次のように入力します。

「Downloadsフォルダ内のファイルを日付と種類ごとに整理して」

WorkBuddyは最初にタスクを分析し、その後ローカルツールを使ってフォルダをスキャンし、ファイルを分類・移動します。

Excel、Word、PowerPointを処理する場合も同様です。

自分で各ソフトを一つずつ開いて操作する必要はありません。自然言語で最終的に何を実現したいかを伝えれば、WorkBuddyがタスクを複数の手順に分解して実行します。

より特徴的なのが、WeChatとの連携です。

ClawBotを通じて、WeChatからパソコン上のWorkBuddyへ直接タスクを送信できます。

外出中でも、WorkBuddyにパソコン内のファイルを探させ、資料を処理し、その結果を送り返してもらえます。

ローカル操作を行う前には、アクセスを許可するフォルダを指定する必要があります。

ファイルの削除やシステム変更といった高リスクな操作では、Agentが機密性の高い処理をそのまま実行しないよう、再確認も求められます。

WorkBuddy 料金プラン

プラン価格説明
Free Trial(無料体験) 無料 毎月約500クレジットが付与され、モデルの試用、コード補完、少数の自動タスク、プロジェクト利用枠が含まれます。
Standard(標準プラン) 約10ドル/月 毎月約4,000クレジットと約15件の自動タスクが含まれ、一般的なオフィス業務に適しています。
Advanced(上位プラン) 約20ドル/月 毎月約9,000クレジットと約30件の自動タスクを提供し、高頻度の業務に適しています。
Ultimate(最上位プラン) 約100ドル/月 毎月約50,000クレジットと約99件の自動タスクを提供し、複雑なプロジェクトや大量の処理に適しています。

WorkBuddyは、会員プランとクレジットを組み合わせた料金体系を採用しており、クレジットはCodeBuddyと共通です。

2026年7月以降、主に4つのプランに分かれています。

WorkBuddyとCodeBuddyでは同じクレジットを利用できるため、それぞれを個別に契約する必要はありません。

一部のボーナスクレジットには有効期限があり、使い切れなかった分が長期間残るとは限りません。

ファイル整理やExcel編集が実際にできるか試したいだけなら、まずは無料版で十分です。

本当に注意したいのは、クレジットの消費量です。

複雑なタスクは、通常、コマンドを一度実行するだけでは終わりません。ファイルの読み取り、データ分析、文書生成、修正の繰り返しでもクレジットが消費されます。

プランを選ぶ前に、普段実際に行っているタスクを何度か実行し、1か月に必要なクレジット数を見積もるのがおすすめです。

WorkBuddy 主な機能

  1. タスクの自律実行
    最終的な要件をそのまま伝えると、AIが作業手順を自動的に分解し、ローカルツールを操作してタスクを完了します。
  2. ローカルファイル操作
    許可されたフォルダを読み取り、ファイルの分類、名前変更、整理、形式変換などを実行します。
  3. WeChatによるリモート操作
    WeChatからパソコン上のWorkBuddyへ指示を送り、離れた場所からファイルを探したり、オフィス業務を実行したりできます。
  4. Office文書の処理
    Word、Excel、PowerPointファイルを作成・編集できます。データをもとに表、グラフ、レポートを作ることも可能です。
  5. AI文書編集
    対話を通じて文書の一部を直接修正できます。現在は主にWord、Excel、PowerPoint、Markdownなどの形式に対応しています。
  6. 複数Agentの並列実行
    情報収集、文章作成、素材整理などのサブタスクを複数のAgentに割り当て、同時に実行できます。
  7. SkillとMCPによる拡張
    公式Skillパッケージを内蔵し、MCPなどを通じて外部ツールやワークフローを追加接続できます。

WorkBuddy 編集部レビュー

初めて使ったときは、まずDownloadsフォルダの整理を依頼しました。

入力した指示は次のとおりです。

「このフォルダをファイル形式と日付ごとに整理して」

WorkBuddyはいきなりファイルを移動し始めることはありませんでした。

まずディレクトリをスキャンし、実行予定の手順を一覧で表示します。確認してから、実際の整理を開始しました。

1分もかからないうちに、混在していた文書、画像、インストーラーが分類し直されました。

このようなタスクは、一般的なチャットボットとの違いを最も分かりやすく示しています。

「ファイルはこのように整理できます」という説明を生成するのではなく、実際にファイルを整理します。

次に、8,000行以上あるExcelの注文データでテストしました。

日付形式の統一、重複データの削除、トレンドグラフの作成を依頼しました。

数分後には結果が完成しました。

グラフはおおむね問題ありませんでしたが、日付のクリーニングではスラッシュ形式のデータが一部見落とされていました。

つまり、「実行できる」ことと「確認が不要」なことは同じではありません。

特にデータクリーニングでは注意が必要です。

表が大きく、複数の形式が混在していると、AIは例外的なケースを見落としやすくなります。正式に納品する前には、やはり抜き取り確認が必要です。

PowerPointの出来は、それほど安定していませんでした。

業界レポートをもとにプレゼンテーションを作らせると、基本構成はすぐに完成しました。しかし、ページデザインやレイアウトは、文書や表計算の処理ほど安定していません。

そこで、1ページだけを修正するよう依頼しました。

今回は約9分かかり、修正後のビジュアルスタイルもほかのページと完全には統一されていませんでした。

社内報告用の初稿が必要なだけなら、かなり時間を節約できます。

一方、顧客向け提案、発表会、ブランド品質のプレゼンテーションに使うなら、最後は人間による調整が必要です。

WeChatを使ったリモート操作は、価値を実感しやすい機能です。

外出中に、パソコン内の資料が必要になったことがありました。

WeChatからWorkBuddyに指示を送り、該当ファイルを探して圧縮し、そのまま送信させました。

この場面ではリモートデスクトップを使う必要もなく、同僚にパソコンの中を探してもらう必要もありません。

ただし、パソコンの電源が入っていて、インターネットに接続されていることが前提です。

セキュリティ面では、最初に作業ディレクトリへのアクセス許可を求められます。

ファイルの削除やシステム設定の変更といった操作も、そのまま実行されるのではなく、再確認が入ります。

少なくとも、曖昧な指示を一つ出しただけで、Agentがハードディスク全体を自由に操作することはありません。

メリット・デメリット

メリット

  • WeChatからのリモート操作が便利です。 新しいモバイル操作方法を覚える必要がありません。
  • ローカルファイルを直接処理できます。 質問に答えるだけでなく、整理済みのファイルや文書を成果物として返します。
  • 表計算やファイル関連のタスクを効率よく処理できます。 大量の反復作業では、特に時間を節約しやすくなります。
  • 自然言語でタスクを指示できます。 一般的なオフィスユーザーがコードを書く必要はありません。
  • 複数のAgentを同時に動かせます。 複雑なタスクを分割し、並行して実行できます。
  • 機密性の高い操作には確認プロセスがあります。 ファイル権限や高リスク操作が無制限に許可されるわけではありません。

デメリット

  • 複雑なタスクでは依然としてミスが発生します。 データクリーニングや形式変換の結果は、人間が抜き取り確認する必要があります。
  • PowerPointの品質は平均的です。 初稿はすぐに作れますが、ビジュアルデザインには仕上げが必要です。
  • 一部の形式では編集機能が限られています。 現在、すべてのファイル形式を直接編集できるわけではありません。
  • 無料枠は多くありません。 大規模なタスクを連続して実行すると、500クレジットはすぐになくなります。
  • リモート機能はパソコンがオンラインである必要があります。 電源が切れていたり、ネットワークが切断されていたりすると、WeChatからの指示を実行できません。
  • 料金はタスクの複雑さに左右されます。 Agentが複数回処理を繰り返す場合、タスク数だけでクレジット消費量を予測するのは困難です。

向いている人・向いていない人

向いている人:

  • ファイルを頻繁に扱うビジネスパーソン。 ファイル整理、日報の集約、データクリーニングなどは、WorkBuddyが得意とするタスクです。
  • 出張や通勤が多い人。 パソコンの前にいなくても、WeChatから急な作業を処理できます。
  • 運用、営業、人事担当者。 表計算、履歴書、顧客情報、集計レポートを頻繁に扱う人に向いています。
  • 技術者ではないオフィスユーザー。 スクリプトは学びたくないものの、パソコンに反復作業を自動実行させたい人。
  • 定型的な反復業務がある人。 タスクが標準化されているほど、Agentに任せやすくなります。

あまり向いていない人:

  • PowerPointのビジュアル品質を重視する人。 現時点では初稿作成向けであり、最終デザインとしてそのまま使う用途には適していません。
  • 仕事が創造的な判断に大きく依存する人。 曖昧で自由度の高いタスクを完全に自動化するのは困難です。
  • 予算が限られているライトユーザー。 月に数回しか使わない場合、付費プランは割高になる可能性があります。
  • 完全にミスのない結果を求める人。 Excelのクリーニングや複雑な文書処理には、引き続き確認が必要です。
  • 非常に厳格なコンプライアンス要件を持つ組織。 正式導入の前に、データ処理、クラウドサービス、権限管理が社内基準を満たすか確認する必要があります。

まとめ

WorkBuddyで最も注目すべきなのは、AIチャットがまた一つ増えたことではありません。

AIが実際にパソコン内のファイルやアプリを操作し始めたことです。

「このExcelファイルを整理して」と一言伝えるだけで、処理を始めます。

外出中にWeChatから指示を送り、パソコンにファイルを探させたり、レポートを作らせたりすることもできます。

この体験は、一般的なチャットAIとは確かに異なります。

ただし、現時点では完全に任せきることはできません。

表計算ではデータが抜けることがあり、PowerPointのレイアウトも必ずしもきれいとは限りません。複雑なタスクでは、意図を誤って理解する可能性もあります。

そのため、まずは反復的でルールが明確な作業を任せるのに向いています。

ファイルの整理。

表データのクリーニング。

資料の集約。

レポートの初稿作成。

初めて使うときは、毎週繰り返している実際の作業で試すのがおすすめです。

一連の作業を最後まで実行したあと、確認すべきことは二つあります。結果にどの程度の修正が必要か、そして1回のタスクでどれだけのクレジットを消費するかです。

これまで1~2時間かかっていた反復作業が十数分で終わり、簡単な確認だけで済むなら、Standardプランの費用対効果も判断しやすくなります。

WorkBuddyに価値があるかどうかを決めるのは、人間らしい回答ができるかではありません。

重要なのは、一言指示を出したあと、マウス操作を何回減らしてくれるかです。

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